自分は結構啓蒙系の動画を観てたりする。あとネットで検索してあれこれ調べることもあったりする。
そのうち何割できてるかなって後々振り返ると……となってしまうのだけども、それでも運よく吸収できたものに関しては積極的に使えてるかなって思っている。
で、意識してメモを取りまくった最初の動画がこれだった。
エンタメ的ではあるけど大分参考になるし書籍もわかりやすい、現在の啓蒙系の第一線を走ってるメンタリストのDaiGoの動画である。俺は大好きです。
で、今回の動画の焦点は「成功してる人は人間関係の如何で能力が上がってる!?」って話になっていて、具体的には
1:能力が高い人と付き合うだけでも(特に何もしてないのに)モチベーションが上がる
・何なら「知り合いでもないけど隣に座ってるだけでも効果があった」らしい。マジかよ。
2:友人はセルフコントロール能力を高める
・意思が弱い人であっても強い人の側にいると高まっていくんだとか。すげぇ。
と、注意点はあるもののいるだけでも効果があるって実験結果が出たって話だ。詳しくは動画を観た方がいいと思う(これは面白い考察だったからぜひ)。
で、それを音ゲーなりゲームの話で言えば「ランカーの隣でゲームをし続けるだけでもゲームが上手くなる!?」なんてこともあり得そうだし、何なら動画の企画でやってみたいかもしれない。ノッてくれる人がいるかどうか怪しいのでアレだけども。
さて、それを自分の経歴を振り返ってみてどうなってるのか照らし合わせるのか今回のメインの話となるわけだが、ここで今までプレーしてきたアケゲーで「ここで明確に地力が伸びたな」って時期を書いてみようかと思う。最後まで個人談になるが、お付き合いいただければと思う。
・QMA
文系学問限定の大会に出る前後(天の学舎の後半辺りだから2014年くらい?)
・太鼓
地元の人たちとわちゃわちゃやってた時
・beatmaniaⅡDX
ライバルがめちゃんこ強いんだけど、ギリギリ倒せるんじゃないかって色々工夫していた時(シノバズ後半辺りとかずんだ兄貴ってのがいて、そいつを抜かそうってめっちゃ頑張ってた)
・CHUNITHM
タイマンバトルとか企画を打ち出した時(グワッと覚醒していた)
・ボンバーガール
強い人と一緒にマッチングして感想戦とかした時、あるいは褒められた時
ざっとこんな感じなんだけどもどれも共通してることが一つあって、それは「うまい人やライバルと一緒に(あるいは離れていてもデータとして)プレーしていた時」だった。偶然か無理に合わせてるか分からないが、動画の話と全く一緒のことが起こっている。
逆に、少なくとも俺に関しては独学でプレーするとあまりにもお粗末になりやすいってことが今ハッキリしたのである。いやあぁぁマジかよ。
特にボンバーガールなんかすごく顕著で、上手くなった時期がものすごく明確だったからもっと時期を細かく表すと、
デビュー~マスターC昇格(19年1月~2月)
横浜の強い人(当時マスAだった人)とマッチングしてはフルボッコにされ、それで読み合いだとかの基礎が付いていたし反省会もすぐ出来たのでいい環境だった。
マスターC~マスターB昇格(2月~4月)
結構スパスタとマスターとクラス移動しまくったがある日いきなり皮が剥けて上達、4月末にはマスBに上がってこのままいけると思ってた。
この時もまだ地元の人とよく遊んでたような気がする。
マスターB~C膠着状態(5月~10月頭)
さぁ今回のポイントとなる、この泥沼状態がなぜ起こったかについてだ。チュウニズムがちょっとお熱になってた、あんまり遊ばなくなったとか色々あるんだが、一番の原因は「一人でずっと考え込んでいた」ことにあった。動画を一人で反省しては「まぁこんなもんだろ」で満足、でも前衛も後衛もなんかうまくならない。なんでだろうって悩みまくっては愚痴りたくなる日々が続いてたようなと思う。
マスターBゲージようやく上がり始める(10月~11月)
配信を本格的にやったりと、その場のフィードバックが出来るような環境を作っていったのもあってほんの少しだけど上がるようになってきた。
西日暮里バーサスにお邪魔する(11月~)
自分だけじゃアレだよなぁって思ったので他の配信場所も行くように。一応シューターがちょっとうまかったってのも功を奏してあっという間に常連さんと仲良くなれた。「こいつぜってー倒すからな!」って相手もできた
川崎に行くようになる、ゲージが爆上がり(11月下旬~12月)
色々あってしばらく川崎に行くようになったんだけど、あるゲーセンにずっといては深夜までプレーして、そこの常連マスAの方たち数名から常にアドバイスがもらえる状態を作った。とっかかりがあったのも助かってあっという間に馴染んだ。同時出撃してはフィードバックがもらえる環境になっていて、気づいたらものすごい勢いでゲージが伸びていた。1ヶ月で6割~7割いったんじゃない? いやマジで。
マスターA到達、地力の伸びは少なからず感じてる(1月~2月)
最後まで上がり切った瞬間からマインドが一気に変わって「知り合いとワイワイやるもの」に変化。それでも、西日暮里や川崎の時の気持ちは変わらないしやる時はしっかり楽しく、そして勝つというマインドに変わって環境も良くなったと思う。
とこういう風に環境が変わっていったわけだが、やっぱり動画の通り「うまい人・やる気がある人たちと一緒にプレーした時にめちゃくちゃ伸びてた」ってのがすごく分かる。逆に独学でやり続けてた時はものすごく伸びが悪いってのも一目瞭然だった。
弐寺は弐寺で色々面白いことが分かって、クリアに関しては誰とも競ってなかったこともあって放置の状態が多かったが、スコアに関してはライバルの存在がすごかった。とにかく俺が1位になるって貪欲さがスコアを上げてくれたんだと思う。
チュウニズムは誰かと対決する時以外は基本のんびりな性格で、AJ争いだとか競いだとかでライバルがいなかったからこんな状態。自己研鑽のゲームなだけに矛盾したことを言ってるかもしれないが、俺は誰かとバチバチしないとすぐにサボり出すようだ。
あとは、音ゲーのランカーなりを傍から見てて思うのは、やる気があって上手いひとたちがバチバチ毎日やりあってるんだからそりゃより能力が高まり合ってるよなって話。……って、これは当たり前か。
それと、別ゲー同士であってもランカー同士って結構つながっていることが多くて、その共通点は何かと言えば「情熱の多さ」だなって思う。技術を貪欲に吸収しようだとか他ゲーではどうなってるのかとか、研究心もそうだしいかにうまくなれるかって部分と、肝心の「リズムよくノーツを取る」という行為に関して共有しやすいのかなと。ここが惹かれ合って他の分野でも情報を引き出せてるんだと思う。
というわけで、今回思ったのは「この話、結構信じてる」ってこと。単純に啓蒙系に乗せられてるだけのバカの発想にすぎないかもしれないが、少なくとも俺は信じる。
それと、ボンバーガールに関しては実際にゲーセンで交流して上手くなったわけだけども、これをネット内で距離が離れていたとしても成立するのかって実験というか挑戦もしてみたいねぇ。
とは言っても故意的に(争うために)グループを作っても「うーん……なんか違うんだよなぁ……」を繰り返してきたし、どうやってやってくのが一番いいんだろうねぇ。今後いい考えが浮かぶことに期待するか。